中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)

アセスメント

東京都立高校の入試で英語スピーキングテストが来年度の入試から導入されます。直前にドタバタあったようですが正式に決まったようです。

この件については色々な団体が意見を述べていますが、スピーキングのテストの採点は中々難しいものがあります。人により採点基準がズレてしまったり、同じ採点者でも初期と後期では採点の基準が変わったりします。また、問題そのものの採点が難しいケースもあります。

例えば「お手をするポメラニアン」の絵を見て、「What’s this?」という質問に「Dog.」と答えた人と「This is a cute Pomeranian doing hand.」答えた人。どちらのスコアを上にするか。お手がわからず「doing hand」といったことをどの程度減点とするのか。マルチーズと言ってしまった場合は?

これは採点している間に新しいルールが増えていくことを意味します。言い換えると採点の初期と後期では基準が変わってきてしまう可能性があるという事です。いっそのことカラオケバトルのようにAI採点の方が公平という意味で入試にむいているのかもしれません。

本来テストを行う際には、統計的データを開示し、

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