古典的テスト理論による分析
古典的テスト理論とは,複数の項目に対する結果を総合したテスト得点に関する統計的理論と分析を指す。測定値=真の値+誤差と考え、平均値や標準偏差、相関などに着目した理論。
学校現場で使われている評価方法はほとんどこの古典的テスト理論に基づき行われている。
IRTによる分析
それぞれの項目(問題)の解答パターンに基づき、被験者の潜在能力と問題の難しさを測定する理論。従来の古典的テスト理論に比べ以下のようなメリットがある
- 等化:異なるテストをつなげて比較することができる
- 情報量:どの程度テストが信頼できるか、誤差がどのくらいあるかを統計的に知ることができる
- CAT:その人の能力に合わせて問題を出題できる
国内外で多くの実践事例があり入試や採用など重要な試験で使用されている